2009年02月21日

自縛の紐

〈原題〉An Exercise in Fatality
〈原案〉リチャード・レビンソン&ウィリアム・リンク
〈演出〉バーナード・コワルスキー
〈原作〉ラリー・コーエン
〈脚本〉ピーター・S・フィッシャー
〈日本語訳〉額田やえ子
〈出演〉ピーター・フォーク(小池朝雄)、ロバート・コンラッド(日下武史)、グレッチェン・コルベット(三田和代)、パット・ハリントン(寺島幹夫)、コリン・ウィルコックス(藤野節子)他
〈一口メモ〉犯人に対して常にひょうひょうとしているコロンボ警部ですが、今回はめずらしく声を荒げるシーンが観られて貴重です。またこれ、今回の犯人もコロンボ警部に負けず劣らずイヤミったらしくてネチっこく、なかなか口を割りません。というか最後まで自分の罪を認めません。そりゃさすがのコロンボ警部も怒るわな。

これも電話トリックです。徳丸は古今東西いろんな電話トリックを見てきましたが、成功した試しがありません。しかも時代が時代だけに、被害者の声が録音されたテープをハサミで切って使用するという、いかにもバレやすさ400%(←算出根拠不明)な作戦を実行しています。テープをちょっと調べりゃ途中で切れてるのはすぐわかるし、指紋もベタベタで、すぐ足がつくじゃないですか。何考えてんですかホントにもう。電話トリックなんてぜえぇっっったいダメですってば。

しかも、殺害方法も撃ち殺すか刃物で刺すかするのかと思いきや、いきなり鉄の棒みたいなやつで首を絞めようってんですから参りました。しかもしかも、元気にピンピンしている、けっこうガタイのイイおっさんを相手に、です。いくら犯人が身体を鍛えてて体力に自信があるつっても、相手を眠らすか気絶させるかしなけりゃ、思いっきり抵抗されるでしょうよ。抵抗されればされるほど証拠は残っていくわけで、そこがコロンボの目の付けどころにもなっちゃうワケです。あんだけ暴れリゃ事故に見せかけるも何もあったもんじゃありませんな。

まぁ、たいてい犯人ってのはイヤなヤツですが、今回の犯人はホント、通常の犯人より1.5倍ほど徳丸はムカつきました。自分の欲望を満たすためには手段を選ばないヤツですから。真相に気付いた被害者の奥さんが、果敢にも直接犯人につっかかっていきましたが、彼女も消されちゃうんじゃないかと徳丸はハラハラしましたよ。幸いそういう事はなかったんですが、結局奥さんが、犯人の態度に絶望して自殺…じゃないけど、睡眠薬飲み過ぎて死にかけちゃうんです。まぁ犯人にそう仕向けられたようなもんです。で、病院へ駆けつけたコロンボがそんな奥さんの想いを聞き、激高して犯人を罵倒するワケです。いつも計算づくで動くコロンボだから、こうやって感情をあらわにするところをあんまり見た事ないので、これには徳丸もちょっと驚きでした。
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 刑事コロンボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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