2009年03月01日

汚れた超能力

〈原題〉Columbo Goes to The Guillotine
〈演出〉レオ・ペン
〈脚本〉ウィリアム・リード・ウッドフィールド
〈日本語訳〉額田やえ子
〈出演〉ピーター・フォーク(石田太郎)、アンソニー・アンドリュース(野沢那智)、カレン・オースティン(藤田淑子)、アラン・ファッジ(樋浦勉)、アンソニー・ザーブ(阪脩)他
〈一口メモ〉なんか原題がすごいですが、今回より新シリーズに突入ということで、コロンボの声も小池朝雄さんから石田太郎さんにバトンタッチです。徳丸にとって幼い頃「金曜ロードショー」で観ていたシリーズがこのへんということになるので、旧作よりこちらの方が慣れ親しんでるはずなんですが、なぜだか旧作の方がしっくりきます。新作になると、演出がやたらと派手になるし、リアルさを追及していた(…かどうか知らんが)旧作よりも、役者の芝居がなんとなく芝居がかってる(←自己矛盾)気がして鼻につくんですよね。コロンボもじいさんになっちまってるし(笑)。

コレは昔、「金曜ロードショー」で観ました。しかしあらためて観ると今回の犯人、これほどイヤミったらしいヤツでしたっけ?野沢那智さんの演技も合わさって、ものすごくイヤな人物に仕上がってます。
今回は殺し方も残虐で、お子様だった徳丸には刺激が強かっただろうと思うのですが、内容を全然覚えてなかったのでトラウマにはなってなかったようです(笑)。超能力テストで数人が外に出て、目隠しして地図を広げ、差した場所を当てるっていうシーンも、トリック全然わからなかったし(←ホントに観たことあるのか?)。

で、例によってコロンボは“一目見ただけで「コイツが犯人だ!」とわかってしまう能力”を発揮して、今回も犯人に目星をつけるワケですが、そちらの方がよっぽど超能力的ですね。そして今回の犯人も、自分からペラペラペラペラとしゃべりまくって自滅するタイプですから、苦もなくシッポをつかめます。コロンボのイヤらしいところは、そのシッポを一気につかまず、じわじわとじわじわとなぶるように犯人を追い詰めるところですからまぁ、どっちもどっちですね。犯人もイヤなヤツだし、コロンボもイヤミったらしい。そこんところが見どころだな、と。

あとラストもドキドキしますね。もし犯人がフツーにセットしてたらどーする気だったんでしょう。…まぁ、どーするも何もないんですが(笑)、あれでコロンボの首吹っ飛んでたら、番組終わってますがな。
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 刑事コロンボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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汚れた超能力
Excerpt: 予定調和とわかっていながら、ギロチンのシーンにはハッとさせられました。コロンボ・シリーズには珍しくアクションの多い作品でした。
Weblog: 映鍵(ei_ken)
Tracked: 2010-10-25 00:51
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