2006年01月15日

ゲーム

〈原題・製作年〉The Game(1997)
〈製作国〉アメリカ
〈監督〉デヴィッド・フィンチャー
〈製作〉スティーヴ・ゴリン、セアン・チャフィン
〈製作総指揮〉ジョナサン・モストウ
〈脚本〉ジョン・ブランカトー、マイケル・フェリス
〈撮影〉ハリス・サヴィデス
〈編集〉ジェームズ・ヘイグッド
〈音楽〉ハワード・ショア
〈出演〉マイケル・ダグラス、デボラ・カーラ・アンガー、ショーン・ペン他
〈一口メモ〉初めて観た時はそのドンデン返しの鮮やかさにヤラれた。その後もラストのカタルシスが気持ちよくて、ついつい観てしまう。何度観ても飽きのこない作品。

デヴィッド・フィンチャー監督作といえば、徳丸はこの『ゲーム』と『セブン』、そして『ファイト・クラブ』の3つしか観てないのですが、そのどれもが秀逸でヒネリが効かせてあり、徳丸を気持ちよく“欺いてくれる”んですよね。とにかく話の展開が早いんで、あれこれ考えてる余裕もなくいつの間にやら彼の“ワナ”に陥ってる、といったぐあいでして(笑)。しかもそれがすごく心地イイんですよねぇ。ストーリーテラーとして尊敬できるというか、徳丸にとってはある意味アガサ・クリスティーと同じ匂いを感じさせるお方です。

オープニングから静かに始まる主人公:ニコラス(マイケル・ダグラス)の過去の映像と、バックに流れるピアノの調べ。ここからしてもう、ほんのり切ない気持ちにさせられます。メインにはナゾの“ゲーム”に巻き込まれたニックの大変な数日間をサスペンスチックに描いてるんですが、その合間にふと出てくるニックのトラウマと寂しさ、そしてピアノの調べが、この映画をただのサスペンス・ストーリーで終わらせない作りにしてあります。また〈フツーのオッサンが何かに巻き込まれてだんだん常軌を逸していく〉という役をやらせたら、うまいんだよマイケル・ダグラスが(笑)。この『ゲーム』でもその持ち味を遺憾なく発揮してますな。

それから何と言ってもニックの弟:コンラッド役のショーン・ペンも外せませんね。彼の出てくるシーンは全部でほんの十数分程度なんですが、その短い間にとても印象深い演技を見せてくれます。コンラッド役を彼ぐらい存在感のある役者が演じてるからこそ、この映画のクライマックスシーンにも説得力が生まれてる、と書いたらホメ過ぎでしょうかね(笑)。まぁどちらにせよ、絶妙なキャスティングである事は間違いないです。

徳丸は何度観ても、クライマックス直前で扉が開いてにこやかに入ってくるコンラッドが撃たれる場面で泣いちゃうんですけど(笑)。だってホント、そこまでのもっていき方がすごく巧みだし、また撃たれる直前に一瞬見えるショーン・ペンの笑顔がよけい泣かせるんですよ〜っ。「そーだよな、そりゃ飛び降りるよなマイケル・ダグラス〜(泣)」って撃っちゃったニックに感情移入しまくり(笑)。だからこそ、そのすぐ後にやってくる“どんでん返し”がたまらなく気持ちいいんですが。初めて観た時はホントに「うわ〜♪よかった〜♪♪」って、小躍りしそうなぐらい喜びましたよアタシゃ(笑)。う〜ん、ここまで計算され尽くしてるとは、タダモノじゃねーなCRSっ(笑)。さすが高い代金を払わせるだけのコトはあるよ。あんな“ゲーム”だったら徳丸も参加したいな(お金ないけどサ)。でも、自分の家から持ち物から、何もかもグチャグチャにされちゃうのはちょっと困るなぁ(笑)。“仕掛人”の方が無難に楽しめそう。
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り度:サイコー! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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