2006年03月05日

パリ、18区、夜。

〈原題・製作年〉J'ai Pas Sommeil (1994)
〈製作国〉フランス
〈監督・脚本〉クレール・ドニ
〈製作〉ブリュノ・ペズリー
〈出演〉カテリーナ・ゴルベワ、リシャール・クルセ、ヴァンサン・デュポン、ベアトリス・ダル他
〈一口メモ〉何をどう捉えたらいいのかわからず、途方にくれる映画。

「一体何が言いたいんだろ?」と監督さんに詰問したくなる映画ですねぇ(笑)。スイマセン徳丸には彼がこの映画で何を描きたいのかサッパリわかりませんでした。なんか、20年近く前に実際に起こった老女連続殺人事件をモチーフにしてるそうなんですが、それを聞いたところで「だから?」という疑問符しか浮かばないんですけど。だって別に、ストーリー上その事件てあんまり関係ないような…(笑)。まぁ確かに主要人物が関わってますからまったく無関係じゃありませんが、別にその殺人がストーリーの焦点じゃないし(と徳丸は思うのですが)。とりたてて気をひくエピソードもなく、出てくる人たちが淡々と演技をこなしながら時間だけが過ぎていくといったぐあいで、「いつおもしろくなるんだろ」と待ってる間に終わっちゃいましたよ(笑)。

リトアニアから女優を目指してやってきた女性とその親戚の老女、老女の友人の老女(ややこしい)と彼女が経営するホテルに泊まり込むゲイの青年&その恋人、ゲイの青年の兄とその妻と息子。主要人物は大体この方々ですが、うんとね、とりあえずこの人たちそれぞれの“孤独”を描きたいんだろうな、というのはなんとなくわかりました。だがしかし、いかんせん掘り下げ方が甘いというか、スタイルが群像劇ということで、登場人物が多い上にひとりひとりの人物背景とか内面の描き方とかが中途半端だから、すごく上滑りな感じがするんですよね。観てるこっちはおいてけぼりで、作ってるそっち側だけで世界にひたってるカンジといいますか…。ゲイ青年が何の必然性もなく、いきなりゲイクラブで踊ってるシーンとか出されても、こっちは途方に暮れるしかないんですが(笑)。イヤそりゃ監督さんたちには彼らなりの考えがあるんでしょーけど、すいませんねぇいちジャパニーズ徳丸には、おフランスの方の感性を最後まで受け止める事ができませんでした(笑)。音楽ぐらいだなぁ、わりとイイなと思ったのは。
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り度:オイオイ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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