2007年04月27日

私は告白する

〈原題・製作年〉I Confess(1953)
〈製作国〉アメリカ
〈監督〉アルフレッド・ヒッチコック
〈製作〉バーバラ・ケオン
〈原作〉ポール・アンセルメ
〈脚本〉ジョージ・タボリ、ウィリアム・アーチボルド
〈音楽〉ディミトリ・ティオムキン
〈出演〉モンゴメリー・クリフト、アン・バクスター、カール・マルデン、O・E・ハッセ、ブライアン・エイハーン、ドリー・ハス他
〈一口メモ〉観終わった瞬間耳から抜けそうなお話ではあるんですけど、真犯人のムカつきぐあいだけがいつまでもいつまでも澱のように心に残ります(笑)。

ヒッチコックお得意の“主人公がゴタゴタに巻き込まれて大変な目に遭う”系のサスペンス。こういうイライラする展開は徳丸好きくないので、主人公がどんどん不利な立場に追いつめられて、真犯人がほくそ笑むたびに「ウキーッ!!」と歯ぎしりしながら観てました(笑)。結局真犯人の野郎は自分勝手に犯罪を起こし、恩人に大迷惑をかけながら知らんぷり、挙げ句の果てに自らの罪の重さを心底悔いる事もなく自分勝手に死んでいくという、まーまさしくゲス野郎の典型ですよ(『ダンサー・イン・ザ・ダーク』での、デヴィッド・モースの役がコレに近かった)。なんなんでしょうかこの恥知らず加減は。こういうタイプ、徳丸はホントにまったくハラの底からキライなので、最初から最後までまったくもって不快でした(笑)。主人公の神父サマは“告白を他言できない”ってとこにつけこんで、裁判所でも好き放題ウソついてやがりましたからねぇ(ここでももちろん「ウキーっ!!」状態だった徳丸)。一応ラストで真実が暴かれ、真犯人も相応の報いを受けるワケではあるんですけど、これだけ周りに迷惑をかけて何の責任もとらずにさっさと死にやがるだなんて、地獄の業火に焼かれても飽き足らんヤツだよまったく。

ストーリー的には、神父サマにもアン・バクスター絡みの事情があったってコトで、より緊迫感を増す展開にもっていってるところがヒッチコックらしいなと。最初はソレ知らなかったから、告白を受けた神父サマが殺人現場へノコノコ出かけていっちゃったの見て「そりゃ自分からゴタゴタに巻き込まれに行ってるようなもんだよキミィ」とか思ってましたが、彼にもいろいろあったんですねぇ。まぁとにかく、真犯人の言動に大変ムカつきを覚えるコト以外は展開もスッキリサッパリしていて、こじんまりまとまった映画らしい映画に仕上がっております。


posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り度:そこそこ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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