2007年06月03日

女王蜂

〈製作年〉1978年
〈監督・脚本〉市川崑
〈製作〉馬場和夫、田中収
〈原作〉横溝正史
〈脚本〉日高真也、桂千穂
〈出演〉石坂浩二、中井貴恵、岸恵子、司葉子、高峰三枝子、仲代達矢、加藤武、大滝秀治、小林昭二、伴淳三郎、神山繁、沖雅也、三木のり平、草笛光子、坂口良子、萩尾みどり、常田富士男他
〈一口メモ〉“女王蜂”ってぐらいだから、かなり美しいヒロインのはずですよねぇ。彼女に群がった男どもは、次々と殺されていくワケですからねぇ。ただ今回は、もうそのまま萩尾みどりサンが母と娘のニ役をすればよかったんじゃない、とシンプルに思ったりしました。…いや別に徳丸は、中井貴恵サンがキライなワケじゃありませんよー。なんかちょっと役柄に関して違和感を感じただけなんで。

前作の“やや軽いノリ”を反省したのか(笑)、音楽もそこそこマジメな曲調に戻ってるし、作品全体の雰囲気も第1作、第2作の頃に似せようとしている努力はうかがえます。が、もはや4作目ともなると、どーしてもこなれてきちゃって、そこかしこで〈お遊び〉がちりばめられてるなって感じ。キャストの方もこれまでだって脇役の方々はシリーズ通してずっとおんなじ顔ぶれなんだけど、今回はその上主要キャストまで前回までのシリーズで中心だった人たちが出演されておるので、観てる側として混乱は必須(笑)。特にこのシリーズを連続して観ると、その違和感がよくお分かりになると思います。高峰三枝子サンなどがラストまでご無事でいらっしゃったりすると、なんだか変な感じですもの(笑)。

ストーリーに関していうと、まぁ今回は謎解きなんてほぼありません。早くから「あぁ、この人が犯人なのか」とよくわかる親切設計。一人だけ(いや、二人か?)周りに比べて、なんだか演技が浮いてますから。今回は(いや、いつもか?)謎がどうのこうのよりも、人間ドラマを描きたかったのかな、という感じ。なにしろ前作は少々テンポよく進みすぎて、キャラクターに深みを与えられなかったような気がしますから、今回そこを重視したんでしょーかね(知らんけど)。
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | お気に入り度:なかなか! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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