2007年06月09日

病院坂の首縊りの家

〈製作年〉1979年
〈監督・製作〉市川崑
〈製作〉馬場和夫、黒沢英男
〈原作・特別出演〉横溝正史
〈脚本〉日高真也、久里子亭
〈出演〉石坂浩二、桜田淳子、佐久間良子、草刈正雄、あおい輝彦、加藤武、大滝秀治、岡本信人、小林昭二、三木のり平、萩尾みどり、ピーター、草笛光子、中井貴恵、常田富士男他
〈一口メモ〉幼い頃にこの作品を観た時は、「コワ〜い、キショクワル〜い」と、ある意味トラウマになりそうなぐらい印象深かったのを覚えておりますが、大人になってから観てみると、拍子抜けするぐらいどって事のない作品でした(笑)。いたるところでツッコミどころ満載です。

なんつっても『病院坂の首縊りの家』という、このおどろおどろしいタイトルに心惹かれますねぇ。しかし観終わってしまえば、それもある意味こけ脅しだったんだな、という気がしないでもありません。なにしろのっけから原作者の横溝正史ご夫妻が登場し、なんだかほのぼのした雰囲気で石坂=金田一と談笑しているという、まさに「なんやコレ」な状態からスタートするんですもの(まぁ、事件の幕が上がればいつものドロドロとした雰囲気に戻りはするんですが)。

しかしあらためて観ると、桜田淳子サンってイイですねぇ。キレイだし、歌もウマイし(まぁ、当たり前だが)、他のそうそうたる顔ぶれに混じっての演技も、存在感があってなかなかやるじゃん、て感じでした。しかしそんな彼女に比べて、あおい輝彦サンのヒゲ面、ありゃなんですか。見るからにつけヒゲだってのがバレバレな、まったくもって似合ってないぼーぼーヒゲ。『仁義』のアランくんとか、『肉体の冠』のヒゲくんぐらいにまで匹敵するよーな似合わなさっぷり。この人の首が風鈴代わりにぶらんとぶら下がってるシーンがあるワケですが、幼い頃観た時はホントに強烈だったのに、今じゃ笑いしか出てきませんよあの似合わなさ加減じゃ(←しつこい)。

それにしても、シリーズが進むごとに金田一さんは事件解決を放棄しているよーにしか見えなくなってますな。最終シリーズである今回だって、結局何をしてたのかよくわからんまま終わっちゃいましたがな(必要経費で遠方へ行って、ばーちゃんの話聞いてきただけ?)。草刈正雄サンの方がよほど活躍してたよーな気がしますけど(つーか、彼がいなきゃ解決してたかどーかもアヤシイもんだ)。もうきっとアメリカに行きたくて行きたくて、事件どころじゃなかったんでしょう(笑)。
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | お気に入り度:そこそこ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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病院坂の首縊りの家
Excerpt: 複雑な人間関係がこの作品の「おもしろみ」を生んでいると思うんですが、それに注目しながら見ているつもりでも、どうしても桜田淳子のキャラが立っていましたね。
Weblog: 映鍵(ei_ken)
Tracked: 2010-06-21 22:22
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