2007年06月10日

死刑台のエレベーター

〈原題・製作年〉Ascenseur Pour L'echafaud(1957)
〈製作国〉フランス
〈監督・脚本〉ルイ・マル
〈原作〉ノエル・カレフ
〈製作〉ジャン・テュイリエ
〈脚本〉ロジェ・ニミエ
〈撮影〉アンリ・ドカエ
〈音楽〉マイルス・デイヴィス
〈出演〉ジャンヌ・モロー、モーリス・ロネ、ジョルジュ・プージェリー他
〈一口メモ〉邦題がカッコイイよね。つうか昔の映画の邦題って、カッコイイの多いですよね。なんで最近のにはそーいうのってないんだろ。素朴に疑問だわ。

さあてマルちゃん(←友達か)の『エレベーター』なんですけど、徳丸の初見は今から約15年ほど前。感想としては「この人たち…バカなんだろか…」といういたってシンプルなもの。なにしろ2組のバカップル(と、あえて呼ばせてもらう)が織りなすドタバタっぷりというか、計画性が微塵も感じられない行動にある意味ドギモを抜かれた記憶があります。「社長室へ忍び込むのにアノ方法はどーなんだ。外から丸見えじゃないか」とか「秘密の不倫関係のハズなのに、彼氏探してあれだけ聞き込みまくったら、パリ中に二人の仲を宣伝しているよーなもんだ」とか「車泥棒→殺人→自殺未遂というスーパーコンボ(違う)。ものっそ短絡思考。行動すべてが“若気のいたり”と呼ぶにはイタ過ぎる」とか、なんか全編にわたってずっとツッコミ入れてたような気がします(笑)。

で、今回あらためてじっくり見直してみると…ま、基本的な感想は同じでした(笑)。オープニングとクロージングはとってもステキなんですけどね。“ジュテーム”連発のオープニングはジャンヌとモーリス・ロネのアップから始まるんですが、二人の目ヂカラだけでもうグッと物語に引き込まれますよね。ジャンヌがキレーなんだこれがまた。撮影がアンリ・ドカエという事でその辺り十分に納得。…ま、始まってしまえばツッコミどころだらけで忙しくなるんだけど(笑)それはさておき、とりあえず話の収拾がついて、いよいよオシマイって時の音楽もまたイイんですね、切なくって。二人の幸せそうな写真がゆっくりゆっくり浮かび上がって、ジャンヌの指がそれらを愛おしそうになでてる仕草なんかもジンと来る。ここに到るまでさんざん主人公たちの行動にツッコミまくってても、このラストでチャラになっちゃうんだよね(笑)。で、結局「あぁ、やっぱこの映画って名作だったんだ」と納得させられちゃうんだ。ある意味チカラ技だよ。
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り度:なかなか! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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