2008年04月27日

キンキーブーツ

〈原題・製作年〉Kinky Boots(2005)
〈製作国〉アメリカ、イギリス
〈監督〉ジュリアン・ジャロルド
〈製作〉ニコラス・バートン、スザンヌ・マッキー、ピーター・エテッドギー
〈脚本〉ジェフ・ディーン、ティム・ファース
〈音楽〉エイドリアン・ジョンストン
〈出演〉ジョエル・エドガートン、キウェテル・イジョフォー、サラ=ジェーン・ポッツ、ジェミマ・ルーパー、リンダ・バセット、ニック・フロスト、ロバート・パフ他
〈一口メモ〉倒産寸前の靴工場を相続した主人公が、ひょんなことから知り合ったドラァグ・クイーンの協力をえて、工場の社長としても一人の男性としても成長していくサマを描いた作品。実話を基にしているそうです。
徳丸はどうもドラァグ・クイーンの出てくる作品に甘いので、この作品も例にもれず高評価です。始まって数分で「おぉ!こりゃイイ」と思いました(笑)。自分の好みにピッタリくる映画ってのは、そんなもんですよね。

それほど期待せずに観たんですけど、なかなかどうして、最初から最後まで楽しく拝見できました。ストーリー運びにほとんどムダがないというか、よく練られたプロットだなというのがよくわかる作品。たったひとつ、クライマックスのイタリアでのショーで、ある事情により主人公が自らブーツを履いて出演せざるをえない、てシーンがあるんですけど、そこだけはちょっとあざといというかまぁ、いかにもって感じで「こんなシーンいらんだろ」と思いましたけども(笑)。ある伏線がからんでるので、話としてはどうしても入れとかなきゃいけないシーンなのかな、と思い直しましたけども。

主人公が山あり谷ありを経て、そして最後にハッピーエンド、というまさにありがちなお話なんですけど(笑)、こうなってこうなってこうなるだろう、という大まかな話の流れは最初からわかるけど、じゃあそれをいかに楽しく観客に見せることができるか、というのがこういうハートウォーミング映画の真骨頂だと思うので、そういう点ではこの作品は基準値を大きくクリアしてると思います。音楽の使い方もウマイというか、効果的だし。

難点は、主人公にちょっと魅力がないってところですかねぇ(笑)。まぁ役柄上しょうがないっちゃあしょうがないんですけど、優柔不断な性格ってのはキャラ設定だから許すとしても、容姿は好みの問題だから、イカンともしがたいですねぇ(笑)。でもそのちょっと頼りない主人公とラストで結ばれる従業員の女の子は、かわいくてわりと好きだし、主人公と協力して靴工場を立て直していくドラァグ・クイーン:ローラも、けっこうイイ味出しててお気に入りです。キャラについては、誰かが突出して目立つというより、脇役まで含めた登場人物一人一人にキチンと役割が与えられているので、こういうところにも脚本のウマさが感じられちゃったりするんですなぁ。フツー、ドラァグ・クイーンとか出てくるとそのキャラで話を引っ張りそうなものですが、この作品ではローラにも一人の人間としてのスポットを当てて描いているので、キャラが浮かないんです。

しかしやはりせっかくドラァグ・クイーンが登場しているので、お約束のショータイムもたっぷり描かれております。ローラはけっこうムッキムキの体格なんですけど(笑)、女装するとかわいらしいんですよ〜♪ちょっと上目遣いに微笑する時のカノジョの表情が、徳丸は好きだな♪久々に観た、小粒ながら良質の作品だな、と思います。
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り度:なかなか! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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