2010年09月19日

クリスタル殺人事件

〈作品データ〉
1980年イギリス「The Mirror Crack’d」
監督:ガイ・ハミルトン
原作:アガサ・クリスティー
出演:アンジェラ・ランズベリー、エリザベス・テイラー、ロック・ハドソン、キム・ノヴァク、トニー・カーティス、エドワード・フォックス、ジェラルディン・チャップリン他

前回の「地中海殺人事件」に引き続き、クリスティー生誕120年を記念しての放送です。
が、「地中海殺人事件」にしろこの「クリスタル殺人事件」にしろ、邦題にセンスがあるとはとても言えない気がします。なんで原作小説のタイトルどおりにしなかったんでしょう。そもそも「クリスタル殺人事件」という意味がよくわかりません。何よクリスタルって。
が、この「クリスタル殺人事件」、映画の原題だってちょっと引っかかります。“The Mirror Crack’d”って、なにゆえ原作タイトルから“From Side to Side”を省く必要があるのでしょう。これでは趣も何も感じられないと思うんですがねぇ。諸般の事情でしょうか。

まぁそして肝心の中身ですが、こちらはミス・マープル物です。主演は「ジェシカおばさんの事件簿」で有名な、アンジェラ・ランズベリー。徳丸にとってはミス・マープルというより“ジェシカおばさん”としての彼女の方がしっくりきます(つうかジェシカおばさんにしか見えん)。だいたいミス・マープルがタバコをプカプカ吸いますか。ミス・マープルはそんなにガラ悪くないです。

そして映画の見どころとしては、やはりエリザベス・テイラーでしょうかね。原作の雰囲気としては、犯人とその周辺の人物にけっこう同情してしまいそうな話なんですが、映画化するにあたって謎解きなんかよりもむしろ、ゴージャスな俳優陣を愛でて楽しむ作品に仕上げてるみたいです。ストーリーもわりとはしょってますし。
どうかすると大雑把な作品になってしまいそうなところですが、エリザベス・テイラーのかわいらしさでカバーしてる部分が大いにあると思います。ジェシカおばさん(じゃなくて、ミス・マープル)は今回目立った活躍はしないくせに、最初と最後にしゃしゃり出てきて、さっさと解決して気付いたら「あれ、終わり?」といった具合です。
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | お気に入り度:がんばれ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地中海殺人事件

〈作品データ〉
1982年イギリス「Evil Under The Sun」
監督:ガイ・ハミルトン
原作:アガサ・クリスティー
出演:ピーター・ユスチノフ、ジェーン・バーキン、ロディ・マクドウォール、ダイアナ・リグ、マギー・スミス他

最近、なんかやたらとNHKのBSハイビジョンでクリスティー作品放送してるなと思ったら、なんと生誕120年ですって。それで続々といろんな作品を流してるみたいです。
で、その選ばれた輝かしい作品のひとつが、よりによってこのピーター・ユスチノフ主演のポワロ。なんでまたピーター・ユスチノフやねん。ていうか徳丸的にはせっかくクリスティーの生誕120年なんだし、ここいらで思い切ってデヴィッド・スーシェ版ポワロの再放送をぶち上げてもらいたいものですが。これまでの20年分の作品を、毎日毎日観られる日々。オゥ想像しただけでヨダレが出てきます(笑)。

まぁスーシェ版ポワロはこのあと新作4本放送されますからそちらを期待するとして、こちらのユスチノフですよユスチノフ。どうも彼が演じるとポワロさんが小馬鹿にされてる気がしてなりません。なんですかあの水着姿は。残念ながら徳丸は原作「白昼の悪魔」を読んでいないので、ポワロさんが海水浴するシーンがあるかどうかは定かではないのですが(確かスーシェ版では泳ぐシーンってなかった気がしますが)、なにもあんな屈辱的シーンにするこたぁないでしょう。

そいでもって肝心のストーリーの方ですが、こちらはいたってサクサクと進みます。絶対何も考えず行き当たりばったりに捜査してるとしか思えないユスチノフのポワロが、真相を誰に教わったのか、ラストでは見事に謎解きしてくれます。しかしトリック的にはけっこううまい作品ですよね。もうちょっとで完全犯罪だったのに。惜しかったですな。
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り度:がんばれ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月28日

ヴァン・ヘルシング

〈作品データ〉
2004年「Van Helsing」
監督・製作・脚本:スティーヴン・ソマーズ
製作総指揮:サム・マーサー
出演:ヒュー・ジャックマン、ケイト・ベッキンセール、デヴィッド・ウェンハム、シュラー・ヘンズリー、ウィル・ケンプ、リチャード・ロクスバーグ他


ヒュー・ジャックマンはカッコいいけど、まぁそれぐらいな感想です。つうかはるばるトランシルヴァニアまで行って、たどり着いた村で最初の格闘シーンがあるんですが、主役のはずのヴァン・ヘルシングが思ってたよりも役に立たなくて、ちょっとビックリしました(笑)。
もっとカッコよくドカドカ敵をなぎ倒してくれるのかと思ったら、けっこう簡単に敵に吹っ飛ばされてるので拍子抜けです。またその敵というのがどうやらドラキュラの仲間らしいんですが、見た目はコウモリと女性のかけ合わせ…に失敗した的な、なんともいえん風貌で、いかにもザコキャラです。が、ヴァン・ヘルシング(←主役)がなんぼ矢で撃とうともビクともしません。すぐに傷を再生しちゃいます。
結局村の教会の前に設置されていた、ホントに清められてるのかどうかもわからないアヤシイ聖水の力でなんとか1匹倒しはするんですが、のっけからこんなザコに手間取ってるようでは先が思いやられます。

まぁそんなこんなで一人ではとうてい目的を果たせそうもないので、仲間の助けを借りて怪物退治に突き進むヴァン・ヘルシング(←主役)。えーっと、そもそもの目的はドラキュラを倒すことですね。そいつを倒さないと、ドラキュラ退治を宿命づけられた一族があるんですが、その方たちが天国へ行けないそうです。しかしなんで関係のないヴァン・ヘルシングがそんなことに巻き込まれなきゃいけないのか、理由があるとすればたったひとつ、【主役だから】でしょうか。
でも、一族の末裔である兄妹のうち、アニキの方は狼男との格闘で傷つき、自らも狼男と化してしまいます。残された妹:アナ王女がヴァン・ヘルシングとともにドラキュラ退治に奔走するわけです。
それにしてもドラキュラ役も、ヒュー・ジャックマンと張り合えるほどの、もう少し若くて男前の俳優さん(徳丸的にはキアヌ希望)を使ってくれていたら鑑賞する側としてももうちょっと気合を入れて見られたんですが、リチャード・ロクスバーグですか、この方がどれだけカッコつけて振舞おうとも、いかんせんただのイタイおっさんなんですが。アナのアニキ(←ヘンな呼び方)の方がよっぽど鑑賞に堪えうる容貌です。ほとんど狼男に変身してばっかなのがいたく残念ですが。

でまぁ、挙句の果てにフランケンシュタインまで仲間に入れて、いざドラキュラとの対決…なんですが、銀の剣も十字架も効かないドラキュラのたったひとつの弱点が、なんと【狼男】!!だったらアナのアニキがさっさとドラキュラに咬みついてれば話は簡単だったのに…とつい思っちゃうところですが、たまたま偶然ヴァン・ヘルシングがアナのアニキに咬まれていたので、なんなく狼男と化してやっつけちゃうんですねー。
事ここに至るまでに死んでいった先人たちのご苦労に後ろ足で砂をかけるような展開ですが、ちなみにアン王女はドラキュラが隠し持っている狼男の呪いを解く薬を、狼男と化したヴァン・ヘルシングに打つために命を落としてしまいます。ラストはちょっとかわいそうでしたが、アナ王女の一族がみんな無事に天国へと昇っていったので、これでよかった…ということにしましょう。うんうん(←?)。
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り度:がんばれ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月06日

暴走特急

〈作品データ〉
「Under Siege 2:Dark Territory」
出演:スティーヴン・セガール、キャサリン・ハイグル、モーリス・チェスナット、エリック・ボゴシアン、エベレット・マッギル他


毎度おなじみセガールのおっちゃんの〈最強コック:ライバック〉シリーズ第2弾(たぶん。原題が“2”ってなってるから)です。忙しい時間の合間をぬって観てやりました。

おっちゃん扮する元海軍特殊部隊所属で今はコックのケイシー・ライバックが、疎遠になっていた今は亡き兄の一人娘と列車旅行に行くことになるんですが、そこへテロリストどもが乗り込んできて、アメリカから乗っ取った地震発生衛星(らしい)を使ってペンタゴンを狙う…といった内容。
よくまぁこんなこと考えるなと思いますが、敵がどんなに強大だろうが、われらがライバック叔父さんにかかれば雑作もないこと。たった一人でちょっとずつセコセコと敵を片付けていきます。
列車にライバックが乗っていることを知ったアメリカ軍のおエライさんが「彼は何でそこにおるんだ?」と素朴な疑問をぶつけますが、問われた部下の答えが「テロに縁があるんです」。まさにその通りです。

まぁ詳しく解説する必要もないほど、ストーリー自体はスミからスミまでご都合主義のカタマリです。もっともおっちゃんが主演の映画にとってこんなことは常識ですが。
どうせ無事に事件は解決するのでそんなに心配することもなく、最後まで淡々と観られます。しかし敵にせよ人質にせよ、殺される人たちはみんなかなり痛そうです。
しかもこんなにコケにしときながら、“スティーヴン・セガール主演!!”という文字を見ると思わず反応してしまう自分もイヤです(笑)。
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り度:がんばれ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月31日

M★A★S★H

〈作品データ〉
「M*A*S*H」
1970年 アメリカ作品
監督:ロバート・アルトマン
出演:エリオット・グールド、ドナルド・サザーランド、トム・スケリット、ロバート・デュヴァル、ジョー・アン・フラッグ他

大昔、夜中に放送してた日本語吹替え版を観たのが初見です。当時花も恥じらう女子高校生だった徳丸のハートを射抜いた言葉、それは〈熱いクチビル女史〉。劇中「ホットリップス」と呼ばれている婦長(だったかな)を訳すと〈熱いクチビル女史〉。この訳サイコーです。
ずっと「友達に話しても誰もわからないだろうな」と思って胸に秘めてた言葉だったんですが、なんかのキッカケで友達がこの言葉を口にして、「アンタも知ってたか!!」てことになり、仲良しグループの中のちょっと女っぽい(と言ったらヘンだが、女だし)コにめでたくこの名をプレゼントしたのでした。
めでたしめでたし。

てことで、この作品に関してその〈熱いクチビル女史〉がらみの事以外はほとんど覚えておらず(笑)、「そういや戦争映画だったかなぁ。終わりの方でフットボールやってたようだけどなぁ」といった程度で、ドナルドが出てるって事も知りませんでした。
しかも「まぁ一応、どんな映画だったか観とくか」というのが今回の鑑賞目的なので、正直マジメに観てません(笑)。
オープニングとエンディングで流れる主題歌みたいな曲は、けっこう耳に残るんでしばらく「す〜ぅさぁ〜いどタラララ〜♪」と頭の中で流れてました。が、それ以外は特に印象に残らないというか、マジメに観てない徳丸が言うのもなんですけど(笑)、マジメに観なくてもオッケーな映画なんじゃないのかなと。
“下の毛と上の毛の色が違うから染めてる”的な映画、マジメに観ますぅ?
posted by 徳丸虎龍 at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り度:がんばれ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

舞妓Haaaan!!!

〈製作年〉2007
〈監督〉水田伸生
〈脚本〉宮藤官九郎
〈主題歌〉グループ魂・柴咲コウ
〈出演〉阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ、小出早織、伊東四朗、生瀬勝久、大倉孝二、Mr.オクレ、真矢みき、吉行和子、植木等他
〈一口メモ〉先日会社の社員旅行がありまして、帰りのバスの中で観させられました。以前から阿部サダヲのテンションにはついていけない感がありましたが、コレ観てやっぱりって感じでした(笑)。
→雑感
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り度:がんばれ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

UDON

〈製作年〉2006
〈監督〉本広克行
〈製作〉亀山千広
〈脚本〉戸田山雅司
〈出演〉ユースケ・サンタマリア、小西真奈美、トータス松本、要潤、片桐仁(ラーメンズ)、升毅、小日向文世、鈴木京香、木場勝己他
〈一口メモ〉先日会社の社員旅行がありまして、行きのバスの中で観させられました。期待通りユースケ・サンタマリアのプロモーションビデオ風作品と言いますか、まぁ、さほどおもしろくない映画でした(笑)。でもそのおもしろくなさというのは単につまらんというワケじゃなくて、なんかこう、ほのぼのとしたおもしろくなさで(←なんじゃそら)、別に映画で撮らなくても、ドラマでいいんじゃないの、的な内容って事です。
まぁ、題材的にもうどんですからねぇ。こんなもんじゃないかな〜と思いますね(笑)。
→雑感
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り度:がんばれ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月06日

仁義の墓場

〈製作年〉1975
〈監督〉深作欣ニ
〈原作〉藤田五郎
〈企画〉吉田達
〈脚本〉鴨井達比古
〈出演〉渡哲也、梅宮辰夫、ハナ肇、田中邦衛、室田日出男、成田三樹夫、三谷昇、山城新伍、多岐川裕美、芹明香他
〈一口メモ〉WOWOWで夜中に放映してたんで、なんとなく観ちゃいました。実在したヤクザ:石川力夫のハチャメチャな人生を、渡哲也主演で描いております。今や“温和なお父さん”的イメージ(徳丸から見て)の渡さんですが、今作ではなかなかの熱演で魅せてくれます。死んだ嫁さんの骨をボリボリかじるところなんか、背筋が凍りそうです。さすが元西部警察団長(←あまりカンケーない)。
→雑感
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り度:がんばれ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月19日

スリーピー・ホロウ

〈原題・製作年〉Sleepy Hollow(1999)
〈製作国〉アメリカ
〈監督〉ティム・バートン
〈原作〉ワシントン・アーヴィング
〈製作総指揮〉フランシス・フォード・コッポラ、ラリー・フランコ
〈製作〉スコット・ルーディン、アダム・シュローダー
〈脚色〉ケヴィン・イェーガー
〈脚色・脚本〉アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
〈出演〉ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ、ミランダ・リチャードソン、マイケル・ガンボン、キャスパー・ヴァン・ダイン、ジェフリー・ジョーンズ、マイケル・ガフ、マーク・ピッカーリング、クリストファー・リー他
〈一口メモ〉コレですコレ、コレと『フロム・ヘル』の区別がつかなかったんですよね徳丸。でも『フロム・ヘル』よりは、コチラの方がまだマシかな、と思いました。徳丸の好きなクリスティーナも出てますし、途中からジョニーの助手になる男の子も、わりとカワイイし。まぁだからといって、おもしろい作品ってワケでもないんですけども(笑)。
→雑感
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り度:がんばれ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月24日

ラッキーナンバー7

〈原題・製作年〉Lucky Number Slevin(2006)
〈製作国〉アメリカ
〈監督〉ポール・マクギガン
〈製作〉クリストファー・エバーツ、キア・ジャム、アンディ・グロッシュ、クリス・ロバーツ、アンソニー・ルーレン、タイラー・ミシェル、ロバート・S・クラヴィス
〈製作総指揮〉ドン・カーモディ、シャロン・ハレル、ジェーン・バークレイ、エリ・クライン、アンドレアス・シュミッド、A・J・ディックス、ビル・シヴリー
〈脚本〉ジェイソン・スマイロヴィック
〈出演〉ジョシュ・ハートネット、モーガン・フリーマン、ベン・キングズレー、ルーシー・リュー、スタンリー・トゥッチ、ブルース・ウィリス他
〈一口メモ〉またもや出ました、徳丸の天敵(笑)ブルース・ウィリス出演作品です。今回はスゴ腕の殺し屋役らしいです。彼の立ち姿を見てると、どっからどー見てもそこら辺にいるただのオッサンなのですが、まぁそういう設定ですからいたしかたありません。ちなみに突然個人的な話で恐縮ですが、ジョシュくんの面差しは、徳丸が初めて付き合った男の子になんとなく似ています(笑)。
→雑感
posted by 徳丸虎龍 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り度:がんばれ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。